大型型枠RC工法とは、使い捨てされていたベニアを使用していた在来工法とは違い、繰り返し使用出来る鋼製パネルを用いる為、木材の使用が非常に少なく、森林資源の保護、建設廃棄物の削減ができる為、環境問題を考えた工法です。また、作業効率が上がる為、省力化・スピード化が図れます。 欧米先進国において、一般的な工法である大型型枠工法は、在来工法と違い、水平部分と垂直部分を分割しそれぞれを順番に組み立てて躯体工事を施工していくもので、水平垂直分離打設工法(HV工法)といわれています。 |
各部位の型枠を独立して組立てるため、水平垂直精度の調整が容易に行え、 品質の高いコンクリート構造物を築造できます。 | |||
型枠の合理化と多能工での施工により躯体工事全体で生産性の向上とコスト削減、 工事短縮をはかれます。 | |||
コンクリート打設時の側圧と圧送圧による変形が少なく、平滑な躯体を成形できます。 | |||
組立て、打設、脱型までの作業を自然光の状態で行えるため、作業環境の向上と 仮設費の低減が可能。 | |||
在来型枠のような建設廃材(木材)が発生しないため、環境保全や産業廃棄物の削減につながります。 | |||